多言語セルフオーダー端末は、インバンド顧客の対応にも便利なツールです。すでに一般的になった飲食店のセルフオーダーシステムには、多言語対応のサービスもあります。外国人の接客にかかる時間を大幅に削減します。
インバウンド顧客にも対応する多言語セルフオーダー端末をご紹介します。
- 1. 多言語セルフオーダー端末とは?
- 2. セルフオーダーシステムの種類
- 2.1. 端末タイプのセルフオーダーシステム
- 2.2. モバイルタイプのセルフオーダーシステム
- 3. 多言語セルフオーダー端末を導入すべき理由
- 4. 多言語セルフオーダー端末11選
- 4.1. 多言語メニューブック
- 4.2. MAXNAVI neo
- 4.3. USEN SelfOrder TAB
- 4.4. Air menu(エアメニュー)
- 4.5. SEMMOR X(セムール)
- 4.6. RelaxOrder NS
- 4.7. FoodFrontia St
- 4.8. Okage Order Book
- 4.9. e-ORDER
- 4.10. スマレジ・テーブルオーダー
- 4.11. メニウくん
多言語セルフオーダー端末とは?
多言語セルフオーダー端末は、飲食店のテーブルに設置するセルフオーダーシステムで、複数の言語による表示が可能な端末です。
大手飲食チェーンから始まったセルフオーダー端末は、導入コストが下がってきました。そのため、単独の個人店でも導入されるケースが増えてきています。
これからセルフオーダー端末を導入される際には、多言語対応のものを選ぶのがおすすめです。
セルフオーダーシステムの種類
セルフオーダーシステムには、大きく分けて端末タイプとモバイルオーダータイプがあります。
端末タイプのセルフオーダーシステム
端末タイプのセルフオーダーは、オーダー用の専用端末をテーブルに設置します。
充電装置を兼ねたスタンドに立てるのが一般的です。大きな画面で自由度の高いデザインができることがメリットです。また、モバイルオーダータイプと比べて、高齢者にも使いやすいという特徴もあります。
ただし、テーブルごとに端末を導入するため、初期コストが高くなりがちです。さらに、端末の数だけメンテナ費用もかかります。メーカー各社では初期コストや管理費を抑える工夫を行っています。
モバイルタイプのセルフオーダーシステム
モバイルタイプのセルフオーダーシステムは、QRコードを利用してお客様のスマホ等で注文を行います。
お客様の来店時にテーブルごとにQRコードを発行します。使い慣れたスマホでの操作が可能で、団体客の場合にも各自が自由にオーダー可能です。初期コストはQRコードのプリンタのみであるため、初期コストは端末タイプよりも安いです。
ただし、スマホを持っていない高齢者等は注文ができないというデメリットがあります。
多言語セルフオーダー端末を導入すべき理由
セルフオーダーシステムには、人件費や求人コストを下げる効果があります。その一方で、操作に不慣れな方や、操作できない方の利便性を損なう欠点があります。
一般的に高齢者は端末やスマホの操作ができず、セルフオーダーシステムを嫌う傾向があります。また、日本語表示のみの場合、インバウンドの外国人顧客の対応が効率化されません。
観光地への過剰な訪問者(オーバーツーリズム)が問題視されています。このため、多言語セルフオーダー端末の導入は、店舗多言語化の重要な施策です。
多言語セルフオーダー端末11選
では、多言語セルフオーダー端末をご紹介します。小規模な店舗でも導入可能な端末を優先しています。
多言語メニューブック
多言語メニューブックは、インバウンド顧客への対応を重視した多言語セルフオーダー端末です。
サービス名「多言語メニューブック」
販売元:株式会社イグレック
ウェブサイトURL:https://self.ipad-solution.com/menubook/
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語
- 初期費用:11万円
- 月額費用:1100円~
- 使用端末:iPad
- 端末決済:不可
日本語に加え、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語が使用できます。また、端末利用に慣れていない方でも直感的に操作できるシステムが特徴です。
MAXNAVI neo
MAXNAVI neo(アルメックス・ネオ)は、9か国語にに対応した多言語セルフオーダー端末です。
サービス名「MAXNAVI neo」
販売元:株式会社 アルメックス(USEN NEXT GROUPE)
ウェブサイトURL:https://www.almex.jp/products/detail/p-mcs-mxnv.html
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、フランス語、アラビア語、イタリア語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:オリジナル端末(Android10)
- 端末決済:不可
USEN SelfOrder TAB
USEN SelfOrder TABは、USENグループが提供する多言語セルフオーダー端末です。
サービス名「USEN SelfOrder TAB」
販売元:USEN
ウェブサイトURL:https://pos.usen.com/order-solution/tableorder/
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:iPad、MediaPad T3
- 端末決済:不可
多言語機能として、英語や中国語、韓国語に加えて、ベトナム語の設定が可能です。USENグループのオーダーシステム(レジ、ハンディ端末)と連携することで、効果的に使用できます。
Air menu(エアメニュー)
Air menu(エアメニュー)は、中古キッチン備品販売で有名なテンポスの多言語セルフオーダー端末です。
サービス名「Air menu(エアメニュー)」
販売元:テンポス
ウェブサイトURL:https://www.tenpos.jp/selforder/airmenu.html
- 言語:日本語、英語、中国語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:タブレット
- 端末決済:不可
主要POSメーカーとの連動が可能なセルフオーダー端末で、英語と中国語が使用できます。
SEMMOR X(セムール)
SEMMOR X(セムール)は、フリーレイアウト設計の多言語セルフオーダー端末です。
サービス名「SEMMOR X」
販売元:株式会社日本システムプロジェクト
ウェブサイトURL:https://www.semoor.com/products/self_order-system/semoorx.html
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:オリジナル端末
- 端末決済:不可
自由なレイアウトで多言語のデジタルメニューが作成できます。POSレジとの連携や、モバイルオーダーとの併用など自由度が高いセルフオーダー端末です。
RelaxOrder NS
RelaxOrder NSは、東芝テックが販売している多言語セルフオーダー端末です。
サービス名「RelaxOrder NS」
販売元:東芝テック
ウェブサイトURL:https://www.toshibatec.co.jp/products/pos/relaxorder/
- 言語:日本語、英語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:TBL-300(推奨)
- 端末決済:-
FoodFrontia St
サービス名「FoodFrontia St」
ウェブサイトURL:https://www.necplatforms.co.jp/solution/food/selforder/index.html
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:-
- 端末決済:-
Okage Order Book
サービス名「Okage Order Book」
ウェブサイトURL:https://okagekk.com/service/tablet-order/
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:-
- 端末決済:-
e-ORDER
サービス名「e-ORDER」
ウェブサイトURL:https://www.fujitsu-general.com/jp/fgot/products/food/e-order/index.html
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:-
- 端末決済:-
スマレジ・テーブルオーダー
サービス名「スマレジ・テーブルオーダー」
ウェブサイトURL:https://smaregi.jp/price/table-order.php
- 言語:日本語、英語、中国語、韓国語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:-
- 端末決済:-
メニウくん
サービス名「メニウくん」
ウェブサイトURL:https://www.meniu-kun.com/
- 言語:日本語
- 初期費用:-
- 月額費用:-
- 使用端末:-
- 端末決済:-